超小型EV・電気自動車とは?特徴・メリットを紹介

環境に優しい乗り物として注目されているのが、EV(電気自動車)です。

超小型EVとは、軽自動車よりも小さく電気を充電して走行する自動車のことです。

日本では2050年に温室効果ガス排出を実質的にゼロにする方針を打ち出しており、ガソリン車の販売を停止する内容も報道されていることから、電気自動車を検討している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、注目の集まる電気自動車のうち平成25年以降に認定開始した超小型EVについて、概要から種類・メリットや選ぶ際の注意点まで解説しています。

超小型EVの基本知識を記載しておりますので、ぜひ参考にしてください。

目次

超小型EVとは?

超小型EVとは、軽自動車よりも小さく電気を充電して走行する自動車のことです。

「超小型」と「EV」に分けて考えるとさらにイメージしやすいです。

まず「超小型」についてですが、自動車は本体の大きさや定格出力などに応じて、ミニカー・軽自動車・普通車・中型車・大型車に分けられます。

その中でも、超小型EVはミニカーと軽自動車の区分であり、制限速度や定格出力が軽自動車よりも小さい車両です。

出典:国土交通省 「超小型モビリティについて

次に「EV」についてですが、Electric Vehicleの略称で日本に訳すと電気自動車を意味します。

定員は車両によって異なりますが、ミニカーなら1名、軽自動車なら2〜3名に制限されていることが多いです。

ミニカー・型式指定車・認定車の3種類

超小型EVは、ミニカー・型式指定者・認定者の3種類に分かれます。

ここでは、それぞれの種類における特徴を解説します。

ミニカー

ミニカーは区分が第一種原動機付自転車のため、勘違いする方も多いですが車の扱いになります。

定義を簡単にまとめると以下の条件です。

  • 定格出力:0.6kW以下
  • 乗車定員:1名
  • 積載量:30kg以下
  • 免許:普通自動車免許

ミニカーは、道路運送車両法上原動機付自転車の扱いのため、車検やシートベルトの装備も不要であり、道路交通法上は普通自動車に区分されるため、2段階右折の必要はありません。

まとめると車両自体は原動機付自転車扱いで、運転のルールは自動車と同じです。

ただし、高速道路は走行できない点は注意しましょう。

型式指定車

型式指定車は、ミニカーと認定車の間に位置する超小型モビリティで大きさなどの条件はミニカーに準拠しつつも、乗車定員が1〜2名に増えるのが特徴です。

ミニカーとサイズなどの条件は同じですが、定格出力が軽自動車の区分になるため車検は必須です。

認定車

認定車は、国土交通省の認定制度によって「高速道路等は運行しないこと」「交通の安全と円滑を図るための措置を講じた場所において運行すること」等の条件を満たし公道走行が可能な車です。

「交通の安全と円滑を図るための措置を講じた場所において運行すること」とは、交通法などの法律や地方自治体に定める条例に定める運転ルールを守った上での走行であれば、運転が許可されていることを意味します。

超小型EVのメリット

ここでは、超小型EVのメリットについて紹介します。

小回りが効いて運転しやすい

超小型EVは、軽自動車よりも長さや横幅が小さい車両が多いため、小回りが効いて運転しやすいです。

特に住宅街や都市部の移動時は狭い道も多いため活躍します。

コンパクトで駐車スペースの節約になる

車両サイズが軽自動車より小さいことが多いので、大きな駐車スペースは不要です。

特にミニカーや型式指定者であれば、通常の駐車スペースに2台駐車することもできる車両もあります。

自宅で充電できる

通常ガソリン車であれば、ガソリンスタンドに寄る必要がありますが、超小型EVであれば自宅で充電可能です。

わざわざガソリンスタンドに寄る必要がないため、時間の節約になります。

手軽に運転できる

ミニカーであれば、第一種原動機付自転車のためシートベルトの着用が不要です。

ちょっとした用事でも気軽に車を走行できます。

デザイン性の高い車両が多い

一般的によく見る車と異なり電気を使用して走る超小型車両のため、不要な装備などが削られスタイリッシュなデザインが多いです。

超小型EVの注意点

メリットの一方で注意点もあります。

ここでは、超小型EVの注意点について解説します。

航続距離と充電について

コンパクトな車両が多く大きなバッテリーが積めないので、航続距離が短くなる傾向があります。

超小型EVのフル充電時の航続距離は、約100km前後なので長距離を運転する必要がある場合充電エリアには注意して走行する必要があります。

また、充電方法もガソリン車と違い前方のボンネットから充電するタイプなど車両により分かれているため、不便な場所にないかは見ておきたいポイントです。

定員数と乗り心地

1〜2人乗りの車両が多いため、使用用途を明確にしておく必要があります。

車両自体もコンパクトのため、定員数に加えて荷物をどれだけ載せるのかも合わせて考えておきましょう。

またガソリン車と異なり、超小型EVは不要な装備がないため乗り心地も異なります。

車両内のサイズ感に加えて、実際の座り心地や走行時の揺れなどを知った上で選ぶことをおすすめします。

必要な機能が揃っているか確認する

使い心地に加えて、使うシーンに応じた装備の有無も確認すると良いです。

ガソリン車であれば装備されていて当たり前の機能が、超小型EVではない場合があります。

例えば電気自動車の中にはエアコンが未装備の車両もありますが、夏場や冬場にエアコンがない車両の運転は厳しいので気を付けましょう。

その他収納スペース、モニター、ナビなど普段から利用できそうかを確認しておくことをおすすめします。

超小型EVはこんな人におすすめ

ここまでのメリットや注意点から、超小型EVをおすすめできる人は以下の方です。

  • コンパクトな車を探している
  • 手軽にEVを試してみたい
  • ちょっとした移動の手段がほしい

コンパクトで取り回ししやすい車両のため、普段から利用するには便利です。

特にミニカーであれば車庫証明も不要で、シートベルトの着用も不要などの手軽さに加え、バイクにありがちな雨天時に体が濡れてしまうデメリットもないため使い勝手は良いでしょう。

航続距離はガソリン車には劣りますが、普段からちょっとした移動に使う方であれば問題なく使用できます。

電動キックボードもおすすめ

超小型EVを探している方には、電動キックボードもおすすめです。

超小型EVと同様に電気を充電して走行するため、環境に優しいことはもちろんですが、燃費もよくさらに経済的です。

超小型EVはあくまで車のため、駐車場の契約などが発生しコストがかかりますが、電動キックボードはコンパクトに折りたため、玄関スペースに保管もできます。

電動キックボードのため渋滞にも巻き込まれにくく、ちょっとした移動であれば超小型EVよりも手軽に乗れます。

法改正によって手軽に利用できる

2023年7月から道路交通法の改正により、電動キックボードのルールが変わり、より手軽に電動キックボードが利用できます。

電動キックボード(現在のルール)特定小型原付(改正後)
免許必須不要
ヘルメット必須任意(努力義務)
自賠責保険必須必須
ナンバープレート必須必須
速度制限時速30km時速20km
走行場所車道のみ車道・自転車レーン・路側帯
年齢制限免許に準ずる16歳以上

法律の改正前は、運転免許証やヘルメットが必須となっていましたが、法改正後は運転免許証は不要、ヘルメットは任意(努力義務)に変更されます。

また時速を制限すれば歩道も走れるようになるため、近場の移動には最適な乗り物です。

まとめ

この記事では、超小型EVについて説明しました。

超小型EVは電気で走る自動車の中でも、第一種原動機付自転車や軽自動車に区分される車両で1〜2名の乗車が一般的です。

どの超小型EVも高速道路は走行できず一般道路しか走れない点には注意が必要です。

超小型EVはコンパクトで取り回しが効く一方で不要な装備を取り除いているため、自分の使う用途に合致しているか注意したうえで選びましょう。

また超小型EVを検討している方は、電動キックボードもおすすめです。

ちょっとした移動であれば車より電動キックボードの方が取り回しが効くことに加え、渋滞にも巻き込まれづらく快適に移動できます。

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